[LK9-1] 若手看護師(35 歳以下)のリーダーシップ教育の構築
~クリニカルラダーレベルⅠの教育に焦点をおいて~
【抄録】
令和4年度に若手看護師(35 歳以下)のリーダーシップ教育の開発プロジェクトを立ち上げ、リーダーシップ教育の構築に取り組んだ。プログラムを作成するにあたり、県内の病院の35 歳以下の看護職を対象にリーダーシップに関する実態調査を行い、1551 の有効データを得た。その結果「リーダーシップに関しての教育を受講していない」が775 名(50.0%)であった。またリーダーシップが発揮できない理由として「周囲からの支援不足」が294 名(18.9%)であった。この結果を踏まえ、まずラダーレベルⅠのリーダーシップ教育プログラムに着手した。プログラム完成後、看護管理者・教育担当者にリーダーシッププログラムの開発目的・必要性や看護管理者の役割について研修会を実施した。そして、ラダーレベルⅠのリーダーシップ教育プログラムを実践するにあたり5つの病院から協力が得られた。病院には、段階的に行うリーダーシップ教育の必要性・実際の教育プログラムの取り組み方法、指導方法としてのリフレクションの研修等を実施した。現在、約300 名の看護師がこのリーダーシップ教育プログラムを基に実践している。その取り組み結果を報告する。
令和4年度に若手看護師(35 歳以下)のリーダーシップ教育の開発プロジェクトを立ち上げ、リーダーシップ教育の構築に取り組んだ。プログラムを作成するにあたり、県内の病院の35 歳以下の看護職を対象にリーダーシップに関する実態調査を行い、1551 の有効データを得た。その結果「リーダーシップに関しての教育を受講していない」が775 名(50.0%)であった。またリーダーシップが発揮できない理由として「周囲からの支援不足」が294 名(18.9%)であった。この結果を踏まえ、まずラダーレベルⅠのリーダーシップ教育プログラムに着手した。プログラム完成後、看護管理者・教育担当者にリーダーシッププログラムの開発目的・必要性や看護管理者の役割について研修会を実施した。そして、ラダーレベルⅠのリーダーシップ教育プログラムを実践するにあたり5つの病院から協力が得られた。病院には、段階的に行うリーダーシップ教育の必要性・実際の教育プログラムの取り組み方法、指導方法としてのリフレクションの研修等を実施した。現在、約300 名の看護師がこのリーダーシップ教育プログラムを基に実践している。その取り組み結果を報告する。