ランチョンセミナー2 排泄ケア見直しによるケア／コスト／業務効率 三方よしの取組み

[LS2-1] 排泄ケア見直しによるケア／コスト／業務効率 三方よしの取組み

筒井 美帆¹, 田中 淳一郎² (1.武蔵野総合病院看護部長, 2.ユニ・チャーム株式会社排泄ケア研究所所長)

共催企業：ユニ・チャーム株式会社

【抄録】
　本セミナーは株式会社ユカリア パートナー病院とユニ・チャーム株式会社とのコラボレーションにて、排泄ケアの取り組みを通じてケアの質・業務効率向上を実現した内容になります。
　人口減少社会における人材確保が困難な環境下、現場の働き方改革は病院における喫緊の課題であります。
　おむつの多頻度交換は過去、“ 質の高い手厚いケア” という考えが主流でしたが、近年は適正なおむつ交換が夜間良眠・日中離床促進に好影響を及ぼす事例も多く紹介され、常識が変わってきています。
　今回、実際に高品質な尿とりパッドを用い、おむつ交換を1 日標準3 回交換（一律3 回交換ではなく、尿量や皮膚トラブルなどは考慮する）に設定し、陰部洗浄の手技徹底までをセットにケアを推進していくことで、モレ、スキントラブル、おむつコスト、現場スタッフの時間、全てに好影響を及ぼした結果につながった事例、及び、具体的なHowTo についてもご紹介いたします。