[SY5-1] タスク・シフト/シェアの推進活動と多職種連携・協働における成果・課題
【抄録】
当院は、199 床の地域密着型病院で、少ない医師数を補完する多職種の連携・協働のありようが、医療の質に大きく影響することを認識している。医師の働き方改革に際し、医師のタスク・シフト先の中心となる看護師の業務がどのように変化するのかを考えると、看護部門の責任者として不足する知識を早急に補い、組織の変革をリードする必要性を強く感じた。
まず医療専門職の役割と業務範囲を法令に基づき理解すると、医療専門職支援人材を含めた多職種連携・協働の課題とめざすべき方向性がイメージできた。また、全職種の勤務環境や業務実態を理解すると、多職種連携・協働の課題と展望が明確になった。理解者を増やす準備を入念に行い、組織でタスク・シフト/シェアに取り組むことが決定した(2021)。
病院事業である本取り組みは、全職種・全部署が集まる課長職会議に実働権限を委譲し、副部長職が支援する体制を維持している。また、課長職がリーダーシップ・メンバーシップを学ぶことで、臨床現場で実践する多職種連携・協働の基盤となることを重視する。本活動過程における成果や、直面する課題について報告する。
当院は、199 床の地域密着型病院で、少ない医師数を補完する多職種の連携・協働のありようが、医療の質に大きく影響することを認識している。医師の働き方改革に際し、医師のタスク・シフト先の中心となる看護師の業務がどのように変化するのかを考えると、看護部門の責任者として不足する知識を早急に補い、組織の変革をリードする必要性を強く感じた。
まず医療専門職の役割と業務範囲を法令に基づき理解すると、医療専門職支援人材を含めた多職種連携・協働の課題とめざすべき方向性がイメージできた。また、全職種の勤務環境や業務実態を理解すると、多職種連携・協働の課題と展望が明確になった。理解者を増やす準備を入念に行い、組織でタスク・シフト/シェアに取り組むことが決定した(2021)。
病院事業である本取り組みは、全職種・全部署が集まる課長職会議に実働権限を委譲し、副部長職が支援する体制を維持している。また、課長職がリーダーシップ・メンバーシップを学ぶことで、臨床現場で実践する多職種連携・協働の基盤となることを重視する。本活動過程における成果や、直面する課題について報告する。