The 83rd Annual Meeting of the Japanese Orthodontic Society

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Overseas Special Lecture

Overseas Special Lecture3

Thu. Oct 31, 2024 9:10 AM - 10:00 AM Lecture Hall Ⅰ (PACIFICO Yokohama Conference Center 1F Main Hall)

座長:五十嵐 薫 (公益社団法人日本矯正歯科学会 管理指導医委員会 委員、論文賞選考委員会 委員、東北大学大学院歯学研究科 頭蓋顔面先天異常学分野 教授)

現在、国内外で広く普及しているアライナー型矯正装置が米国で生まれてから四半世紀が経とうとしています。シミュレーションどおりに予め作製された薄く透明なマウスピースを順番に装着していく治療法は患者と術者の双方に利点があるものの、昨年のサテライトセミナーで取り上げられたような欠点も多く、十分な診断能力、治療技術、経験を有さない術者による失敗例やトラブルは大きな問題となっています。一方この間に、本装置を用いた矯正歯科治療に関する様々な基礎的・臨床的研究が行われ、多くの知見が蓄積されつつあります。これらの情報は臨床の現場に適切にフィードバックされ、適応症の見極め、リスク管理、装置の改良等に繋げていくことが望まれます。
 本特別講演ではEBDの研究で名高い米国ワシントン大学のGreg J. Huang先生から、アライナー型矯正装置に関する歴史と最新のエビデンスについて纏めていただきます。さらに、本装置を用いた矯正歯科治療の今後の展望についても触れていただく予定です。多くの皆様のご来聴をお待ちしております。
(公益社団法人日本矯正歯科学会 管理指導医委員会 委員・論文賞選考委員会 委員 東北大学大学院歯学研究科・頭蓋顔面先天異常学分野 教授 五十嵐 薫)

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