[G-11] 専門作業療法士セミナー11(精神科急性期):精神科急性期の作業療法
専門作業療法士における精神科急性期分野は,狭義の急性期のみならず、地域生活期における症状悪化時等もその範疇としている。精神科作業療法では,医学モデルと社会生活モデルを両足とし,対象者の人生を共に考え,歩む姿勢が大切である.そのため,対象者への具体的な支援は,急性期症状からの回復だけではなく,地域生活支援における危機介入等も忘れてはならない。また,近年の精神科作業療法における対象は,予防としてのメンタルヘルスへの支援や精神病発症危険状態への支援などから、長期入院を余儀なくされた社会的入院の対象者への支援まで幅広い.現代の作業療法士には,これまで以上に専門的な知識と技術が必要とされている.
今回のセミナーでは,精神障害のある対象者の支援に,より作業療法が活かされることを願い企画した.内容は,精神科急性期に関する基礎的な点を再確認することに加えて、日々の臨床で効果的に対象者と関われるポイントについても学ぶことができる。専門作業療法士における精神科急性期を目指す方の一助になれば幸いである.
今回のセミナーでは,精神障害のある対象者の支援に,より作業療法が活かされることを願い企画した.内容は,精神科急性期に関する基礎的な点を再確認することに加えて、日々の臨床で効果的に対象者と関われるポイントについても学ぶことができる。専門作業療法士における精神科急性期を目指す方の一助になれば幸いである.