[S-19-1] リーズニングを用いて「作業療法の実践の仕組み」を可視化する
なぜこの作業を用いるのか?なぜこの対象者にはこの方法を選んだのか?作業療法の複雑な実践過程は,常に多くの選択肢がつきまとう.エビデンスに基づく実践が求められる昨今において,その選択理由の説明を言語化する必要性がある.
しかし,作業療法の実践は臨床の暗黙知として行われているものも多く,その理由を明確に説明できる実践家ばかりではない.近年,これら実践の理由付けを明らかにする枠組みとしてリーズニングが作られ,臨床過程の推論が一定の枠組みから可能になってきている.その一方で,このリーズニングを臨床実践で適切に適応できる臨床家がまだ少ないのが現状と感じている.
そこで,本セミナーの主旨として,リーズニングの枠組みを参加者と共有し,実際の臨床の過程を紹介しながら,その思考過程を可視化していくことを企画した.そのため,セミナーではリーズニングの意義と内容の説明,実際の臨床適応について報告し討議したい.セミナーを通して,リーズニングを用いることで実践の場でどのような思考がされているのか「作業療法の実践の仕組み」を可視化し,暗黙知とも言われる臨床の思考過程を参加者と共有をする機会としたい.
しかし,作業療法の実践は臨床の暗黙知として行われているものも多く,その理由を明確に説明できる実践家ばかりではない.近年,これら実践の理由付けを明らかにする枠組みとしてリーズニングが作られ,臨床過程の推論が一定の枠組みから可能になってきている.その一方で,このリーズニングを臨床実践で適切に適応できる臨床家がまだ少ないのが現状と感じている.
そこで,本セミナーの主旨として,リーズニングの枠組みを参加者と共有し,実際の臨床の過程を紹介しながら,その思考過程を可視化していくことを企画した.そのため,セミナーではリーズニングの意義と内容の説明,実際の臨床適応について報告し討議したい.セミナーを通して,リーズニングを用いることで実践の場でどのような思考がされているのか「作業療法の実践の仕組み」を可視化し,暗黙知とも言われる臨床の思考過程を参加者と共有をする機会としたい.