[SY-1-1] 触法障害者等への支援を考える ~医療観察対象者・矯正施設出所者等の地域生活支援~
【趣旨】
2005年,医療観察法の施行により,指定医療機関における司法精神科作業療法が開始され,心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った精神障害者に対して,OTはリスクマネジメントだけでなく,本人の健康的な側面、その人の強み(ストレングス)に着目し,地域生活支援に尽力してきた.
2007年,刑事収容施設法の改正に伴い,矯正施設において,OTが受刑者に関与し始め,病や障害を有する受刑者に対する関わりを展開してきた.2009年には,地域生活定着支援センターが設置され,受刑中の障害者や高齢者に対する「出口支援」が始まり,支援対象の位置付けが明確化された.
本シンポジウムでは,司法領域におけるOTの具体的な実践報告を基に,触法障害者等への支援について,私たちOTにできることは何か,今後の司法領域における作業療法の可能性を踏まえ,皆さんとともに考える機会としたい.
【流れ】90分
コーディネーター:宮口英樹・棟近展行
①趣旨説明(宮口)5分
②司法領域の作業療法の概要(棟近)10分
③医療観察領域の実践~入院から通院への引継ぎと地域生活支援事例(岡庭)15分
④矯正施設領域の実践~矯正施設での取り組みから出口支援、出所後の地域生活支援事例(足立)15分
⑤シンポジスト・参加者との意見交換20分
⑥作業療法士のかかわりの可能性~コグトレの取り組み~(宮口)10分
⑦まとめ(各演者一言ずつメッセージ)10分
2005年,医療観察法の施行により,指定医療機関における司法精神科作業療法が開始され,心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った精神障害者に対して,OTはリスクマネジメントだけでなく,本人の健康的な側面、その人の強み(ストレングス)に着目し,地域生活支援に尽力してきた.
2007年,刑事収容施設法の改正に伴い,矯正施設において,OTが受刑者に関与し始め,病や障害を有する受刑者に対する関わりを展開してきた.2009年には,地域生活定着支援センターが設置され,受刑中の障害者や高齢者に対する「出口支援」が始まり,支援対象の位置付けが明確化された.
本シンポジウムでは,司法領域におけるOTの具体的な実践報告を基に,触法障害者等への支援について,私たちOTにできることは何か,今後の司法領域における作業療法の可能性を踏まえ,皆さんとともに考える機会としたい.
【流れ】90分
コーディネーター:宮口英樹・棟近展行
①趣旨説明(宮口)5分
②司法領域の作業療法の概要(棟近)10分
③医療観察領域の実践~入院から通院への引継ぎと地域生活支援事例(岡庭)15分
④矯正施設領域の実践~矯正施設での取り組みから出口支援、出所後の地域生活支援事例(足立)15分
⑤シンポジスト・参加者との意見交換20分
⑥作業療法士のかかわりの可能性~コグトレの取り組み~(宮口)10分
⑦まとめ(各演者一言ずつメッセージ)10分