[SY-1-1] 新たな精神科作業療法の方法論:作業療法の意義と価値を再考する
精神科作業療法が保険収載されてから、今年で50年が経つ。作業療法は、慢性期の統合失調症患者に対するリハビリテーションの一環として普及してきた経緯があるが、近年では、急性期の治療場面やその行動特性に着目した精神科作業療法が実践されるようになり、急性期医療に特化した地域基幹総合病院や特定機能病院において、作業療法の効果が再評価されている。
本シンポジウムでは、新たな視点で急性期作業療法のプログラムや評価方法を導入している特定機能病院(大学附属病院)の精神科病棟の作業療法士と、共に活動する医師が登壇し、各病院における急性期作業療法の取り組みとその狙い、成果などについて発表する。「作業療法の今」を学会参加者と共有することで、精神科作業療法のさらなる可能性を広げるだけでなく、精神科医療の発展にもつながることが期待される。
なお、本シンポジウムは第120回日本精神神経学会学術大会でも開催されたものである。日本作業療法学会においても改めて開催し、作業療法士の皆様と一緒に未来の精神科作業療法を創造する機会にしたい。
本シンポジウムでは、新たな視点で急性期作業療法のプログラムや評価方法を導入している特定機能病院(大学附属病院)の精神科病棟の作業療法士と、共に活動する医師が登壇し、各病院における急性期作業療法の取り組みとその狙い、成果などについて発表する。「作業療法の今」を学会参加者と共有することで、精神科作業療法のさらなる可能性を広げるだけでなく、精神科医療の発展にもつながることが期待される。
なお、本シンポジウムは第120回日本精神神経学会学術大会でも開催されたものである。日本作業療法学会においても改めて開催し、作業療法士の皆様と一緒に未来の精神科作業療法を創造する機会にしたい。