The 11th Annual Conference of Japan Primary Care Association

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教育講演 総合診療・家庭医療コアシリーズ

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[ELC7] Sarcopenia practice for generalists

Thu. Jul 23, 2020 9:00 AM - 11:00 PM

企画責任者:菊地 由花(広島大学病院 総合内科・総合診療科)、座長:天野 純子(医療法人ハートフル アマノリハビリテーション病院)

※上記の時間内に、オンデマンド配信開始予定です。
【開催の目的】
ここ数年、サルコペニアやフレイルなどの用語を一般メディアでもしばしば耳にする機会が増えている。その定義や評価方法はいまだ議論され続けているが、超高齢社会を迎えている現在、介護予防や QOL 向上のためにもサルコペニアの早期発見、介入が注目されている。加齢以外にもサルコペニアを来す病態は様々であり、プライマリケア領域でも必須の知識であると考え、本講演をサルコペニアに関する基礎知識の整理や最新の知見についてまとめる機会としたい。

【概要】
(第1 部)急性期領域におけるサルコペニアとリハビリ栄養療法の意義について 、主に消化器疾患や外科疾患における最新の知見をもとにご紹介する。
(第2 部)プライマリケアや地域においても、サルコペニア・フレイルの早期発見 2019 年に Asian WorkingGroup for Sarcopenia(AWGS)によって、 AWGS2019 が発表された。
AWGS2019 では、筋肉量低下を認めて、筋力低下もしくは身体機能低下を認める場合にサルコペニアとしている。診断の流れは、症例発見→評価→介入となっている。プライマリケア領域で行う症例発見のためのスクリーニング、評価法には、必ずしも DXA や BIA といった筋肉量を測定する検査機器は必須でない。 Possible sarcopenia の判定であっても、サルコペニアに対する介入を行ってよい。
低栄養やサルコペニアは、生活機能や QOL を低下させる一因である。一方、低栄養やサルコペニアの入院リハ患者が入院中に栄養改善すると、嚥下機能や ADL がより改善するため、リハ栄養の考え方が重要である。本講演ではリハ栄養とは何か、またその重要性について概説する。フレイルやサルコペニアを認める高齢者には、リハ栄養ケアプロセスを使用して攻めのリハ栄養管理を実践してほし い。

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