The 11th Annual Conference of Japan Primary Care Association

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[IS12] Finding the pitfall in your research protocol

企画責任者:市川 周平(三重大学医学部 名張地域医療学講座)

宮﨑 景(高茶屋診療所)、青木 拓也(東京慈恵会医科大学 臨床疫学研究部)、片岡 裕貴(兵庫県立尼崎総合医療センター)、矢吹 拓(国立病院機構 栃木医療センター 内科)

[開催の目的]
研究の成否の多くは研究デザインの良し悪しに依拠している。良い研究デザインを立案するためのポイントは、自分で自分の研究デザインを批判的に吟味することにある。ここでの批判的吟味とは、研究デザインの各要素の妥当性や研究疑問との整合性などを精査することで、科学的により妥当な研究デザインへと練り上げることを指す。 自らの研究への批判的吟味は、研究に慣れた者でも難しい。吟味すべき項目が多岐にわたること、基準が明確でないことに加え、自らの研究は往々にして良く見えるものである。 また、建設的な自己批判を行うためには訓練が必要である。 そこで本企画では、研究デザインの立案の中で研究初学者が陥りやすい落とし穴を紹介し、他者の研究への批判的吟味を模擬的に経験する。これらを通して、自分の研究を批判的に吟味できるようになることを目的とする。 本企画は、研究倫理委員会、研究支援委員会、英文誌編集委員会の 3 委員会合同企画である。

[概要]
本企画は、(1) 事前課題, (2) ショートレクチャー, (3) グループワーク, の3ステップで構成 する。
(1) 事前課題模擬的な研究計画書を配付する。参加者は開催当日までに精読し、他者の研究への助言として赤入れを行う。
(2) ショートレクチャー 当日、下記 3 題のショートレクチャーを行う。
(3) グループワーク 事前に赤入れを行った事項、およびショートレクチャーを受講した結果として追加で指摘するべき事項を、グループで議論する。
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