The 11th Annual Conference of Japan Primary Care Association

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[IS2] Family medicine theory and practice useful for Inpatient care

企画責任者:本田 優希(聖隷浜松病院 総合診療内科)

會田 哲朗(福島県立医科大学 総合内科)、天野 雅之(南奈良総合医療センター 総合診療科)、稲葉 崇(筑波大学医学医療系)、官澤 洋平(明石医療センター 総合内科)、工藤 仁隆(飯塚病院 総合診療科)、國友 耕太郎(国立病院機構熊本医療センター 総合診療科)、小杉 俊介(飯塚病院 総合診療科)、長野 広之(京都大学 大学院医学研究科 医療経済学分野)、松本 朋樹(飯塚病院 総合診療科)、宮上 泰樹(順天堂大学医学部 総合診療科)、大浦 誠(南砺市民病院 総合診療科)

[開催の目的]
本企画は日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部門 病院総合医チームが主催します. 病院で働く医療者のみなさんは生物・心理・社会的問題が絡まり入院に至ったり入院を繰り 返したりしてしまうような“複雑性が高い”症例を担当することがあるのではないでしょうか? また,そういった症例では医療の不確実性がより際立ち,診療方針を立てるのが難しく感じられるのではないでしょうか? そのような場面では,multimorbidity(多疾患併存)や複雑性,また医療の不確実性も対象とする学問としての“家庭医療学”の理論や枠組みが有用な場合も多いと考えられます.しかし,病院内で家庭医療学の活かし方を学べる機会はまだまだ少ないと推測されます.それゆえ,複雑性の高い症例を診療する上での拠り所の無さや総合診療専攻医の病院研修における教育への不安を感じている方も多いのではないでしょうか? 本企画は,家庭医療学に興味はあるもののこれまで学ぶ機会の少なかった病院で働く医 療者や,病院研修における家庭医療学の実践を学びたい若手医師を主な対象として,入院環境における家庭医療学実践の第一歩目を学ぶことを目的とします.

[概要]
入院診療の中で困難を感じた症例を提示し,小グループに分かれて評価や問題に対するアプローチに関してディスカッションを行い,背景となる家庭医療学の理論や枠組みおよび その適用方法について学ぶワークショップ形式のセッションです. 企画者である私たち自身も,改めて家庭医療学を学びながら準備を進めてきましたが,そ の過程で多くの気づきを得ることができました.参加者のみなさんが,複雑な入院症例を担 当する際に感じる困難にアプローチするための気づきを得て,明日からの臨床,教育実践に活かせることを目指します.
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