○飯塚 徳男1,2 (1.山口総合健診センター, 2.山口大学医学部附属病院・漢方診療部)
セッション情報
学会ジョイントプログラム
オンデマンド配信 » 学会ジョイントプログラム
[JP3] 学会ジョイントプログラム3 【日本東洋医学会ジョイントプログラム】「プライマリ・ケアに役立つ漢方ベースキャンプ~漢方を味方につける」
2020年7月30日(木) 09:00 〜 23:00
企画責任者:石田 亮子(広島大学大学院医系科学研究科地域医療システム学)、座長:松田 隆秀(聖マリアンナ医科大学 総合診療内科)、喜多 敏明(辻仲病院柏の葉 漢方未病治療センター)
※上記の時間内に、オンデマンド配信開始予定です。
【開催の目的】
医学教育モデル・コア・カリキュラムに漢方医学が収載され約20 年が経ち、今や国内の80%以上の医師が臨床現場で使うようになりました。一方で、多くの漢方エキス製剤を実際に使うのはハードルが高いと感じたり、投与した漢方薬の効果を実感できない、また、次の一手で悩んでしまうこともよくあると思います。
実は、漢方はプライマリ・ケアの現場で遭遇する症状の多くと相性が良く、また、患者さんの「治癒力」を引き出す治療法ですので、その効果的な使い方に精通すれば患者さんの満足度が明らかに上がります。
2016 年に広島から始まった、プライマリ・ケア医を対象とした「漢方ベースキャンプ」は、毎年当地で全4 回シリーズの講演会を行い、好評を博しています。今回は、日本東洋医学会と合同企画することで、より魅力的なスペシャルバージョンのベースキャンプを開催することが可能になりました。
【概要】
本プログラムでは、様々な場において活躍するプライマリ・ケア医に向けて、経験豊富な講師から「漢方を味方につける」コツを話して頂きます。漢方初心者にとっては、漢方の効果を理解し、どのような症例に対してどの漢方薬を選択したら良いか等が分かるように、また、すでに漢方を使っておられる方にとっては、さらなる「効かせ方」や「次の一手」の工夫を伝えて頂きます。守備範囲が広いプライマリ・ケア医が、より効果的で有用な漢方処方ができますように、バラエティに富んだ企画内容としました。いつもベースキャンプに足をお運び下さる方も、初めての方も、どうぞご期待下さい。
○蓮沼 直子 (広島大学医学部附属医学教育センター)
○高山 真 (東北大学病院 総合地域医療教育支援部・漢方内科)
○南澤 潔 (医療法人鉄蕉会 亀田総合病院 東洋医学診療科)
○植田 圭吾 (岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 岡山県南東部(玉野)総合診療医学講座)