第11回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会

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[S1] シンポジウム1 「離島・へき地におけるICT利活用の現状と地域包括ケアシステムの推進」

2020年8月29日(土) 09:30 〜 11:00 チャンネル2

企画責任者・座長:中村 浩士(呉医療センター・中国がんセンター)

[開催の目的]
地域包括ケアシステムの推進

[概要]
ICT による医療オペレーションシステムの改革、ビッグデータやリアルワールドデータを活用した臨床研究、個別化医療を目指したマスカスタマイゼーションや地域におけるオンライン/遠隔医療等も急速に進んでいる。AI にビッグデータを与えることにより、単なる情報解析だけでなく、複雑な医療判断を伴う医療行政や福祉サービスの提供が可能となるとともに、様々なヘルスケアの解決に資することも期待されている。本シンポジウムでは、こうした第 4次産業革命の概要や現時点における医療状況等について確認するとともに、IoT ウェアラブルデバイス × AI による地域包括ケアシステムの推進戦略を討議したい。

【全体抄録】
国内の離島へき地では、人口減少、医師不足などにより、現状の医療提供体制を維持することが年々厳しくなってきている。離島へき地においても、住み慣れた地域で最後まで自分らしく安心して暮らし続けるために、ICTの利活用が期待されている。近年、医療オペレーションシステムの改革、AIを用いたビッグデータやリアルワールドデータの解析、個別化医療を目指したマスカスタマイゼーション、IoTウェアラブルデバイス、オンライン診療を含む遠隔医療など、医療分野における情報通信技術は急速に発展している。しかし、これらの医療用先進技術や臨床データが離島へき地において十分に利活用されているとは言い難い。本シンポジウムでは、離島へき地におけるICT利活用の現状や課題を共有し、オンライン診療やウェアラブルデバイス等を用いた地域包括ケアシステムの推進の為のデジタル戦略を提案したい。

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