○押切 康子 (御代の台薬局品川二葉店)
セッション情報
シンポジウム
ライブ配信 » シンポジウム(ライブ配信)
[S4] シンポジウム4「処方箋の向こう側~薬剤師って何するひと?」
2020年8月29日(土) 13:00 〜 14:30 チャンネル2
企画責任者:押切 康子(御代の台薬局品川二葉店)、座長:石橋 幸滋(石橋クリニック)、坂口 眞弓(みどり薬局)
[開催の目的]
2019年夏期セミナーに薬剤師として参加しました。その折、参加されていた若手医師の方から、学校では薬剤師が何をする人か教えてくれない、初期研修や後期研修でもほぼ関わることがない。「かかりつけ医」って言葉はよく使うけど、「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」って言葉は大学でも、研修医になっても習ったことがなく、聞いたことがない。本学会では、プライマリ・ケア認定薬剤師の育成が行われ、多職種連携・協働に力を発揮したいと薬剤師は考えています。しかしながら、同じ学会の若手の医師の皆さんに薬剤師の業務や処方箋を交付されたあとのことを理解していただけかなければ、将来の協働ができない!!という危機意識から、薬剤師についてもっと知っていただきたい!という思いから本シンポジウ ムを企画いたします。
[概要]
4 名のシンポジストから薬剤師の業務内容、医師が受けてきた教育の一部について紹介させていただく。薬局薬剤師より薬剤師の仕事について、処方箋を受け取ったのちの業務、 かかりつけ薬剤師のこと、OTC医薬品の販売や健康サポート薬局について紹介する。若手医師の方から、教育で薬剤師のことに触れられていない現状とご自身の中での薬剤師に対する疑問などを伝えていただく。病院薬剤師から病院での薬剤師の業務や医師とのかかわりについて紹介いただく。在宅支援診療所薬剤師から在宅現場で医師と協働されている工夫と医学生への薬局研修についてお知らせいただく。全体討論の場ではフロアで参加されている医師の立場から薬剤師に対する疑問などを整理し、討議したいと考えている。ベテラン医師である座長の経験を踏まえて今後の医師との協働のあり方を提示したい。今後の協働を検討する上で多くの医師、薬剤師の方にご参加いただきたい。
○吉本 尚 (筑波大学医学医療系地域総合診療医学)
○二瓶 大輔 (平塚市民病院 薬剤部)
○岡崎 理絵 (医療法人社団鉄祐会 祐ホームクリニック吾妻橋)