[IG4-1] 根拠に基づく予防医療の提供
向原 圭(久留米大学医療センター総合診療科)、宮崎 景(三重大学医学部 名張地域医療学講座)、森 英毅(長崎医療センター総合診療科・総合内科)、日下 伸明(亀田総合病院救命救急科)
[開催の目的]
個々の患者および地域に対して根拠に基づいた予防医療を提供するにはどのようにすればよいかを参加者全員で考える。
[概要]
日本で行われている予防医療の多くは、残念ながら科学的根拠に基づいているとは言い難い。企業や市町村が行う健診(検診)の中には根拠が不明瞭であるにも関わらず、漠然と行われてるのが現状である。厚生労働省が 2019 年度にも指針を改定して、根拠が不明瞭ながん検診は推奨しないという注意喚起を促す予定であると発表したように、根拠に基づく予防医療を勧める動きも出始めているが、現場では法律や制度の壁に悩みながら、 個々の患者に対して予防医療を提供しているのが現状である。本企画では、日常診療での疑問点や問題点を共有しながら、根拠に基づいた予防医療とは何か、個々の患者や地域に対し、どのようなアプローチを行えばよいかについて、多職種全員で考えていきたい。また我々、予防医療・健康増進委員会の予防医療グループで行っている文献レビュー、HP 作成の活動についても紹介する予定である。
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