2014年4月28日(月) 10:00 〜 12:40 424 (4F)

コンビーナ:*古本 淳一(京都大学生存圏研究所)、古本 淳一(京都大学生存圏研究所)、坪谷 寿一(NTTドコモ　ライフサポートビジネス推進部)、座長:筆保 弘徳(横浜国立大学教育人間科学部)

近年、気象測器のサブ・キロメートル稠密観測が発達し、マイクロ・スケール大気現象の水平面構造や動態が解明されつつある。突風、竜巻などの地上付近の現象解明だけでなく、下層の局地的収束といった積雲対流の発生を決定づける重要なパラメータが得られる可能性も指摘されている。一方、近年の予報モデルの飛躍的な高精細化により、マイクロ・スケールの気象現象の再現実験が可能となり、観測・モデル両面からの現象理解の進展が期待されている。本セッションでは、稠密観測やモデルにより明らかになりつつあるマイクロ・スケール現象の最新の研究成果や今後の研究方策について議論する。また、稠密観測特有の超大量データの品質管理技術や将来の測器展開のあり方についても議論を深めたい。