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[ACG36-P05] 北極データアーカイブシステム(ADS)による北極域雪氷圏変動の衛星観測
キーワード:北極, 雪氷圏, 衛星, データアーカイブ
GRENE北極気候変動研究プロジェクトでは、北極域のデータアーカイブシステム(Arctic Data archive System:ADS)が整備されている。ADSは衛星データの可視化機能を備えている。北極圏の海氷減少は環境の変化のみならず、沿岸地域の産業や居住環境にも影響を与えている。ADSでは1978年からの衛星マイクロ波観測データとしてSMMR,SSM/I,AMSR,AMSR-E,AMSR2のデータを収納している。これらのデータにより35年以上の北極の積雪域やや海氷域の長期変動の解析が可能である。データ全天候性で、極夜の期間でも観測可能である。この発表では、ADSを使って各地の衛星マイクロ波データをサンプリングし、雪氷域の長期変動についてまとめる.