日本地球惑星科学連合2014年大会

講演情報

口頭発表

セッション記号 A (大気海洋・環境科学) » A-CG 大気海洋・環境科学複合領域・一般

[A-CG38_28AM2] 地球環境関連データセット博覧会

2014年4月28日(月) 11:00 〜 11:45 213 (2F)

コンビーナ:*樋口 篤志(千葉大学環境リモートセンシング研究センター)、茂木 耕作(独立行政法人 海洋研究開発機構 地球環境変動領域)、芳村 圭(東京大学大気海洋研究所)、釜堀 弘隆(気象研究所)、川原 慎太郎(海洋研究開発機構)、座長:樋口 篤志(千葉大学環境リモートセンシング研究センター)

11:30 〜 11:45

[ACG38-P03_PG] 全国合成国土数値情報土地利用メッシュラスターデータセット

ポスター講演3分口頭発表枠

*樋口 篤志1川上 聖2村上 暁信3増冨 祐司4高見 昭憲5 (1.千葉大学 環境リモートセンシング研究センター、2.日本HP、3.筑波大学、4.埼玉県環境科学国際センター、5.国立環境研究所)

キーワード:土地利用, 国土数値情報, 日本合成, ラスターデータ

数値シミュレーションの基礎情報として,土地被覆・土地利用データセットは必須である.我が国においては国土数値情報として,土地利用3次メッシュがベクターデータ(ArcGISで読み出し可)が国土交通省より公開されている.今回紹介するデータセットは,国土数値情報土地利用3次メッシュを元に,全国を0.01°ラスターデータとして合成したものである.1976, 1987, 1991, 1997, 2009分が作成済みである.代表的な陸面モデル(SiB, SiB2等)の陸面状態(フラグ)との変換プログラムも作成し,容易に雲解像モデルの初期場として利用することが可能となっている.展覧時には都市キャノピーモデルが含まれないモデルによる都市緑化の影響評価のための土地利用変更に関してのルール作成の一例についても示したい.なお,本データセット作成には文部科学省RECCA/SALSA projectの支援を受けた.