18:15 〜 19:30
[AHW07-P09] 水文学における変化・発達の視点に関する総合討論
キーワード:総合討論
洪水・渇水、水質変動などの水・物質循環の変動は、より時間的に長いスケール流域条件や気候変動の変化・発達の影響を受けている。そのため、これらの変動を地形・土壌・植生などに関する「現在」の条件だけから予測することには限界があり、「変化・発達」を考えることが水文学の今後の展開において重要である。こうした概念は、IAHSではPUB(Predictions in ungauged basins)に引き続く次の10年計画であるPanta Rhei(万物は流転する)でも指摘され、広範な討議が要請されている。
また、われわれは、2011-15年度の科研費を得て、植生成長、土壌層発達、地形発達の時間入れ子構造の流出影響について、独自に研究を行ってきている。
そこで、本セッションでは、これらの自然変化に、人為攪乱・管理などの人間影響をも加え、各変化とその相互作用が水・物質循環に及ぼす影響に関する発表をもとに、今後の研究方向を討議したい。
また、われわれは、2011-15年度の科研費を得て、植生成長、土壌層発達、地形発達の時間入れ子構造の流出影響について、独自に研究を行ってきている。
そこで、本セッションでは、これらの自然変化に、人為攪乱・管理などの人間影響をも加え、各変化とその相互作用が水・物質循環に及ぼす影響に関する発表をもとに、今後の研究方向を討議したい。