日本地球惑星科学連合2014年大会

講演情報

口頭発表

セッション記号 A (大気海洋・環境科学) » A-HW 水文・陸水・地下水学・水環境

[A-HW26_1PM1] 都市域の地下水・環境地質

2014年5月1日(木) 14:15 〜 16:00 424 (4F)

コンビーナ:*安原 正也(独立行政法人 産業技術総合研究所)、林 武司(秋田大学教育文化学部)、浅田 素之(清水建設株式会社)、滝沢 智(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻)、鈴木 弘明(日本工営株式会社 中央研究所 総合技術開発部)、座長:安原 正也(独立行政法人 産業技術総合研究所)、滝沢 智(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻)

14:15 〜 14:30

[AHW26-01] 気候変動を考慮した荒川における水量・水質の将来予測

*石平 博1 (1.山梨大学大学院医学工学総合研究部)

キーワード:気候変動, 流域水資源

CREST研究領域「持続可能な水利用を実現する革新的な技術とシステム」の研究課題「気候変動に適応した調和型都市圏水利用システのム概要」(代表:東京大学 古米弘明教授)では、従来の都市水利用システムを見直し、気候変動に適応可能な新たな都市圏水利用システムを提示することを目的とした研究を行っております。対象フィールドとしては、日本の荒川流域とベトナムのホン川流域という、モンスーンアジア圏にあって経済や人口の成長段階が異なる二つの都市圏流域を選定し、それぞれに適した水利用戦略を多角的に検討しています。本研究の特色は、多角的な観点から都市水利用システムを評価する総合的なアプローチにあり、研究グループは、1.流域水資源グループ、2.都市雨水管理・利用グループ、3.都市地下水管理・利用グループ、4.水質評価グループ、5.都市水利用デザイングループの5つから構成されています。 本発表では、 この研究課題の中の流域水資源グループが取り組んできた「気候変動を考慮した荒川における水量・水質の将来予測」に関する成果や都市地下水管理・利用グループとの連携事例などを紹介する予定です。