日本地球惑星科学連合2014年大会

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口頭発表

セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ

[G-02_29PM1] 地球惑星科学のアウトリーチ

2014年4月29日(火) 14:15 〜 16:00 423 (4F)

コンビーナ:*植木 岳雪(千葉科学大学危機管理学部)、小森 次郎(帝京平成大学)、座長:千葉 崇(筑波大学生命環境系)

14:30 〜 14:45

[G02-02] 関東平野の基盤構造-アナログ模型の製作-

*高橋 雅紀1 (1.産業技術総合研究所 地質情報研究部門)

キーワード:アウトリーチ, 地球科学, 地質学, 普及活動

大地震の際には,堆積層が厚い関東平野などで長周期地震動が増幅され,超高層ビルが大きく揺れたり,石油タンク火災が発生したりするなどの被害が懸念されている.なぜ関東平野の地下には厚い堆積層が伏在しているのか,一部の研究者を除いてあまり知られていない.このような長周期地震動を増幅させる厚い堆積層や,堆積物を取り除いた基盤構造を明らかにするためには,反射法地震波探査やボーリング調査に加えて,地質学的成り立ちに基づく視点も必要と思われる.その一例として,過去2000万年間の関東平野の成り立ちを地質学的に復元し,今日の基盤構造の特徴を考察する.