日本地球惑星科学連合2014年大会

講演情報

口頭発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-TT 計測技術・研究手法

[H-TT34_28PM1] 地理情報システム

2014年4月28日(月) 14:15 〜 16:00 422 (4F)

コンビーナ:*小口 高(東京大学空間情報科学研究センター)、村山 祐司(筑波大学大学院生命環境科学研究科地球環境科学専攻)、柴崎 亮介(東京大学空間情報科学研究センター)、吉川 眞(大阪工業大学工学部)、座長:吉川 眞(大阪工業大学工学部)、村山 祐司(筑波大学大学院生命環境科学研究科地球環境科学専攻)

15:30 〜 15:45

[HTT34-06] 非集計パーソントリップデータをWeb-GISでハンドリングする

*村山 祐司1ルウイン ココ1グレーガー コンスタンティン1エストケ ロナルド1久保 尭史1 (1.筑波大学大学院生命環境科学研究科地球環境科学専攻 )

キーワード:地理情報システム, パーソントリップ, ビッグデータ, 空間解析, WebGIS, 可視化

空間的視点から見た人の動きを理解することは、都市交通や人文地理学、社会学など多くの分野において非常に重要である。幸いなことに、スマートフォンやカーナビゲーション、乗車カードといった地理空間情報の収集方法やデバイスが発達したことにより、今日の我々は大量のデータを収集・管理することができるようになった。しかし、こうした“ビッグデータ”を取扱うには膨大な計算と時間が必要となる。地理空間情報の操作や処理に関する知識が備わっている専門家はもとより、“ビッグデータ”は行政や企業、エンドユーザーにおいても活用の可能性がある。したがって、専門性にとらわれずに“ビッグデータ”から情報を引き出せるツールが必要だといえる。そこで、我々は“位置情報付きビッグデータ”の一つであるパーソントリップデータの分析及び視覚的に表現することができるWeb-GISの構築を行った。