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[HTT35-P05] 南九州,肝属低地の泥炭層のAMS放射性炭素年代
キーワード:肝属低地, 泥炭層, テフラ, 放射性炭素年代
南九州の肝属低地には,中期完新世以降の泥炭層が堆積しており,その放射性炭素(14C)年代を使ったウイグルマッチングが適用可能である.また,泥炭層には開聞岳,桜島および霧島火山から飛来した複数のテフラが挟在しており,これらを用いて,14C年代の再現性を検証することができる.一方,それらによってのテフラの年代を正確に決定することができる.このポスター発表では,ここで得られたコア試料についての14C年代を示し,これらから決定した各テフラの年代を報告する.