17:06 〜 17:21
[MTT41-P10_PG] 避難所・病院・要援護者施設情報を組み込んだウェブ版火山防災マップの試作
ポスター講演3分口頭発表枠
キーワード:防災マップ, GIS, 火山噴火, 富士山, 災害医療, 公衆衛生
保健、医療、福祉に関する教育訓練やそれらに関する調査研究を行う厚生労働省所管の国立保健医療科学院では、東日本大震災の教訓に基づき、大規模災害発生時の被災者の生命・健康を守るための方策の再検討を進めている。その一環として、災害時に保健・医療関連の資源ならびに人材を効率的・効果的に配分するために不可欠な情報共有化のシステムを構築中である。被災地外から支援者を派遣して迅速に救援活動を行うためには、地理情報を的確に把握することが重要であることから、本情報共有システムには災害拠点病院や避難所の情報をウェブベースの地図上にマッピングする機能が組み込まれている。この機能を利用して、2002年に富士山火山防災協議会が作成した富士山の火山防災マップのウェブ化を試みた内容を本発表で紹介する。