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[O04-P07] 埼玉県さいたま市の寺社や小学校に残る1923年関東地震の石碑の調査
キーワード:地震
【概要】
1923年9月1日に相模湾を震源として発生した関東地震(マグニチュード7.9)は、埼玉県内でも9200棟余りの家屋が倒壊し、300人を超える犠牲者が出た。本研究では、さいたま市内の寺社について、平成24年7月~平成25年11月に石碑の調査を実施した。市立図書館に貯蔵されている文献を調査した上で現地を訪れ、碑文の読み取りと解読を試み、それぞれの石碑に秘められている地震に対する教訓を考察した。氷川社(旧大宮市)、水神社(旧浦和市)、大光寺(旧岩槻市)、市立川通小学校(旧岩槻市)に建つ石碑には、この地震による具体的な被害状況や、復旧活動の様子、再建のために募った寄付金の額や寄付者の氏名等が明記されている。
1923年9月1日に相模湾を震源として発生した関東地震(マグニチュード7.9)は、埼玉県内でも9200棟余りの家屋が倒壊し、300人を超える犠牲者が出た。本研究では、さいたま市内の寺社について、平成24年7月~平成25年11月に石碑の調査を実施した。市立図書館に貯蔵されている文献を調査した上で現地を訪れ、碑文の読み取りと解読を試み、それぞれの石碑に秘められている地震に対する教訓を考察した。氷川社(旧大宮市)、水神社(旧浦和市)、大光寺(旧岩槻市)、市立川通小学校(旧岩槻市)に建つ石碑には、この地震による具体的な被害状況や、復旧活動の様子、再建のために募った寄付金の額や寄付者の氏名等が明記されている。