14:45 〜 15:15
[O04-P14] アンモナイトの縫合線の応用
キーワード:地質,岩石,化石
【概要】
アンモナイトにおける縫合線は、隔壁と殻の本体とが接するふちで複雑にひだ状に折れ込んでいる部分の形状である。
アンモナイトは水圧や外敵から身を守るために、この縫合線を進化(複雑化)させることによって、軽さを保ちつつ強度を増していったと考えられている。
我々はアンモナイトの縫合線のフラクタル構造に着目し、縫合線の形状と強度の相関性をあきらかにすることを目的とし、研究を行った。
研究では三角柱で縫合線のフラクタル構造を模した紙のモデルを製作し、段階別の強度を測定する実験を行い、結果から、構造の複雑化と強度にどのような相関性が見られるのかを考察した。
アンモナイトにおける縫合線は、隔壁と殻の本体とが接するふちで複雑にひだ状に折れ込んでいる部分の形状である。
アンモナイトは水圧や外敵から身を守るために、この縫合線を進化(複雑化)させることによって、軽さを保ちつつ強度を増していったと考えられている。
我々はアンモナイトの縫合線のフラクタル構造に着目し、縫合線の形状と強度の相関性をあきらかにすることを目的とし、研究を行った。
研究では三角柱で縫合線のフラクタル構造を模した紙のモデルを製作し、段階別の強度を測定する実験を行い、結果から、構造の複雑化と強度にどのような相関性が見られるのかを考察した。