14:45 〜 15:15
[O04-P26] 北九州 平尾台カルスト 広谷湿原について + ラムサール条約
キーワード:地球環境
【概要】
私達はカルスト台地平尾台に存在する、日本で唯一の貴重な広谷湿原について成因・減少・再生の観点から研究している。
広谷小河川に見られる、地表地形と地下地形により維持された「遷急点の後退」の跡について測量、さらに流量観測の結果、広谷湿原が「三日月湖」的成因であるという考察を証明できた。
1994年~2010年に行った3度の面積測量から、湿原は60%以上減少していた。湿原遷移の時間軸を人間が変えてしまったのだ。
現在、湿原の再生活動として「かきおこし」を福岡県環境研究所のご指導の下行うと共に、“広谷湿原を含む平尾台カルスト”をラムサール条約に登録する活動を開始し、環境省や福岡県、北九州市に提案している。
私達はカルスト台地平尾台に存在する、日本で唯一の貴重な広谷湿原について成因・減少・再生の観点から研究している。
広谷小河川に見られる、地表地形と地下地形により維持された「遷急点の後退」の跡について測量、さらに流量観測の結果、広谷湿原が「三日月湖」的成因であるという考察を証明できた。
1994年~2010年に行った3度の面積測量から、湿原は60%以上減少していた。湿原遷移の時間軸を人間が変えてしまったのだ。
現在、湿原の再生活動として「かきおこし」を福岡県環境研究所のご指導の下行うと共に、“広谷湿原を含む平尾台カルスト”をラムサール条約に登録する活動を開始し、環境省や福岡県、北九州市に提案している。