日本地球惑星科学連合2014年大会

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ポスター発表

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[O-04_29PO1] 高校生によるポスター発表

2014年4月29日(火) 13:45 〜 15:15 3階ポスター会場 (3F)

高校生が気象、地震、地球環境、地質、太陽系などの地球惑星科学分野で行った学習・研究活動をポスター形式で発表します。 地球惑星科学分野の第一線の研究者と同じ会場で発表し、研究者と議論できる機会を提供します。2006年から開催しているパブリックセッションです。日本地球惑星科学連合の広報普及委員がコンビーナーです。

14:45 〜 15:15

[O04-P31] “光害”の影響調査

*野中 大輔1田口 俊哉1倉崎 大地1 (1.愛知県立一宮高等学校)

キーワード:地球環境

【概要】
現在、都市部の過剰な光が自然生態系等に影響を与える「光害」と呼ばれる環境問題がある。我々はこの光害についての調査を行っている。
我々はSQMと呼ばれる機器を用いて夜空の明るさ観測を行い、人間の活動との関係を調査した結果、それらの間には明確な関連性が見られた。
また、都市からの距離と人口を元に夜空の明るさシミュレーションを作成し、各都市からの夜空の明るさを調べた。その結果について実測値とシミュレーション結果との相関係数をとると、地方版相関が0.9を超え、シミュレーションは大変高精度であることがわかった。
さらに、これを利用して作成した明るさマップから、光害の影響は大都市に近いほど大きいことが確認された。