14:45 〜 15:15
[O04-P36] 小田原の局地気象を探る~台風と降雪に着目して~
キーワード:気象
【概要】
神奈川県西部の小田原は横浜とは約50km、辻堂とは約30kmしか離れていない。また、辻堂とは同じ相模湾沿いである。しかし、小田原ではこれらの地域と違う気象現象がみられることが多い。例えば冬では雪が降らない、または降る量が少ない。夏~秋では台風が来たときに風があまり強くならない。同じ神奈川県内であるのに、かなり天気の差があることを疑問に思い調べた。気温と風速を比較したところ、年間を通して、気温は小田原の方がやや低く、また、風は弱く台風や雪のときには風速の差が大きくなる傾向がみられた。この天気の差の原因は地形によるものではないかと考え、縮小模型をつくり、いくつかの条件で実験をしてみることにした。
神奈川県西部の小田原は横浜とは約50km、辻堂とは約30kmしか離れていない。また、辻堂とは同じ相模湾沿いである。しかし、小田原ではこれらの地域と違う気象現象がみられることが多い。例えば冬では雪が降らない、または降る量が少ない。夏~秋では台風が来たときに風があまり強くならない。同じ神奈川県内であるのに、かなり天気の差があることを疑問に思い調べた。気温と風速を比較したところ、年間を通して、気温は小田原の方がやや低く、また、風は弱く台風や雪のときには風速の差が大きくなる傾向がみられた。この天気の差の原因は地形によるものではないかと考え、縮小模型をつくり、いくつかの条件で実験をしてみることにした。