日本地球惑星科学連合2014年大会

講演情報

ポスター発表

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[O-04_29PO1] 高校生によるポスター発表

2014年4月29日(火) 13:45 〜 15:15 3階ポスター会場 (3F)

高校生が気象、地震、地球環境、地質、太陽系などの地球惑星科学分野で行った学習・研究活動をポスター形式で発表します。 地球惑星科学分野の第一線の研究者と同じ会場で発表し、研究者と議論できる機会を提供します。2006年から開催しているパブリックセッションです。日本地球惑星科学連合の広報普及委員がコンビーナーです。

14:45 〜 15:15

[O04-P40] 有珠火山NB火口の地熱測定

*太田 大地1、*瀨戸 素代花1 (1.北海道札幌開成高等学校)

キーワード:火山

【概要】
私たちは有珠山の火山の熱がどの位か、活動の規模に興味を持ち、2つの方法で調査した。地表から穴を開け、地温を測定し、データから各地点の地殻熱流量等を比較した。次に火口表面からの熱量を測定した。火口底に100mlの氷が入った2つの金属箱を置く。一方は直接、一方は断熱材を置き、5分置く。溶けた氷の量の差から、火口からの熱量を求めた。結果から、鉛直分布において、縁から中心部にかけて高温となる深さが大きくなったことから噴火後に外部の物質が堆積したといえる。また、火口からの熱量を測定すると全体で約3.21*10^5kWとなった。これをすべて電気に変換出来るとすると約6875家庭分の1日の電気を賄うことが出来る。