日本地球惑星科学連合2014年大会

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[O-04_29PO1] 高校生によるポスター発表

2014年4月29日(火) 13:45 〜 15:15 3階ポスター会場 (3F)

高校生が気象、地震、地球環境、地質、太陽系などの地球惑星科学分野で行った学習・研究活動をポスター形式で発表します。 地球惑星科学分野の第一線の研究者と同じ会場で発表し、研究者と議論できる機会を提供します。2006年から開催しているパブリックセッションです。日本地球惑星科学連合の広報普及委員がコンビーナーです。

14:45 〜 15:15

[O04-P58] 月の色の不思議 ~なぜ、月の色は昼間は白っぽく、夜は黄色っぽく見えるのか~

*石倉 彩美1 (1.群馬県立前橋女子高等学校)

キーワード:太陽,惑星,月

【概要】
以前から月の色が昼間は白っぽく、夜には黄色っぽく見えることを不思議に思っていたので、昼間と夜で異なった色に見える理由を明らかにしたいと思い、研究することにした。まず、思い込みや目の錯覚ではないことを調べるために月の写真を撮影し、見かけ上、数値上の色の比較をした。数値上で色が異なっていたので、その変化量を検討し、昼間の月は、散乱によって減少した青や緑の光が青空によって補われて白く見えるが、夜の月は補われないため、橙色に見えるのではないか、という仮説をたて、実証した。この結論をもとにして、昼の月-夜の月=(太陽の大気散乱)が成り立つか確認したり、実験室で現象を再現する実験を行ったりした。