日本地球惑星科学連合2014年大会

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ポスター発表

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[O-04_29PO1] 高校生によるポスター発表

2014年4月29日(火) 13:45 〜 15:15 3階ポスター会場 (3F)

高校生が気象、地震、地球環境、地質、太陽系などの地球惑星科学分野で行った学習・研究活動をポスター形式で発表します。 地球惑星科学分野の第一線の研究者と同じ会場で発表し、研究者と議論できる機会を提供します。2006年から開催しているパブリックセッションです。日本地球惑星科学連合の広報普及委員がコンビーナーです。

14:45 〜 15:15

[O04-P71] デジタル百葉箱で観測された気象データとゲリラ豪雨の発生条件について

*大久保 尚哉1、*井戸 祥太1 (1.東京都立戸山高等学校)

キーワード:気象

【概要】
 ゲリラ豪雨は東京など都市圏で多発し被害を及ぼしているが、その実態はよく分かっていない。そこで、都内数か所の都立高校に設置されているデジタル百葉箱の観測データを活用し、風向の変化、気温の変化、ゲリラ豪雨をもたらした雲の動きに着目して、ゲリラ豪雨の発生する条件について研究を行った。
 その結果、雨雲が発生、発達している地点の方向に風が吹いていることから、雨雲の発達には上昇気流が発生していることが分かった。また、気温が低い郊外よりも気温が高い都心部で雨雲が発生していることから、ヒートアイランド現象が関係していると考えられた。今後、検討事例を増やし、ヒートアイランド現象との関連性をより深く研究したい。