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[O06-P25] 南から来た大地の物語を読み解く
キーワード:防災教育, ジオパーク, 伊豆半島
日本地震学会、日本火山学会、日本地質学会を中心に、毎年夏に行われている「地震火山こどもサマースクール」。14回目を迎える今年は、8月3日、4日に「南から来た大地のものがたり」をタイトルに、静岡県の伊豆半島ジオパークを舞台にして開催した。今回は初めて海からの観察も行い、小学生から高校生まで33名の参加者が、下田市や南伊豆町という半島先端部の大地に残されているナゾを読み解き、人の暮らしとの関わりも発見。4日午後には、下田市民文化会館での「地震火山こどもフォーラム」で、グループごとに自分たちの考えを発表した。このプログラムでは、伊豆半島の海の時代と陸の時代の火山活動の違いを表す地形や溶岩の特徴をつかみ、海底地形を再確認して北上し続けるフィリピン海プレートの一部であることを実感してもらうことを狙いとした。プログラムの概要と、子どもたちの発表などを中心に報告する。