日本地球惑星科学連合2014年大会

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[O-06_30PO1] 日本のジオパーク

2014年4月30日(水) 18:15 〜 19:30 3階ポスター会場 (3F)

コンビーナ:*渡辺 真人(産業技術総合研究所地質情報研究部門)、住田 達哉(産業技術総合研究所)

18:15 〜 19:30

[O06-P32] 冬こそジオツアー!! 洞爺湖有珠山ジオパーク 冬のフットパスコース紹介

*加賀谷 にれ1畑 吉晃1中谷 麻美1遠藤 一也1武川 正人1 (1.洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会)

キーワード:ジオパーク, フットパス, スノーシュー, ジオツアー

日本の北海道地域における観光入込は、2012.4~9の3400万人に対し、2012.10~2013.3は1700万人と、2倍の開きがあり、夏場の繁忙期と冬場の閑散期の差が国内他地域に比べ極めて大きい。これは、北海道が高緯度に位置し、冬季の低温、積雪などが観光の障害になっているためである。
この冬季観光の低迷は古くからの課題であり、当ジオパークにおいても、年間を通し安定した収入源となりにくいため、地域の雇用や観光産業の成長を阻害してきた。ジオパークの普及と地域経済の持続可能な成長のために、冬季の新たな魅力づくりは欠かせない大きなテーマである。
落葉で視界が開け、積雪の中で地熱地帯の観察が容易な冬季こそ、当ジオパークのフィールドを満喫する絶好のシーズンであり、潜在的な価値は高い。ここでは、当地のおすすめコースを紹介する。