日本地球惑星科学連合2014年大会

講演情報

インターナショナルセッション(口頭発表)

セッション記号 P (宇宙惑星科学) » P-CG 宇宙惑星科学複合領域・一般

[P-CG11_28AM2] Instrumentation for space science

2014年4月28日(月) 11:00 〜 12:45 421 (4F)

コンビーナ:*松岡 彩子(宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 太陽系科学研究系)、吉川 一朗(東京大学)、座長:松岡 彩子(宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 太陽系科学研究系)、吉川 一朗(東京大学)

12:00 〜 12:15

[PCG11-07] 高コントラスト装置を用いた太陽系外惑星キャラクタリゼーション

*河原 創1 (1.東京大学地球惑星科学専攻)

キーワード:系外惑星, 地球型惑星, 直接撮像, バイオマーカー

ケプラー衛星や地上RV探査によりハビタブルゾーン内の小型系外惑星が多数見つかってきた。この分野における一つの目標として、このような惑星の特徴をいかに知るかということがある。本発表では、我々の30m望遠鏡やその他の望遠鏡搭載を目指した装置開発へのアプローチを概説する。これらの装置では、地上から晩期星周りのハビタブルゾーン内惑星の直接撮像を狙っている。地上直接撮像観測においては酸素1.27ミクロン線によるバイオマーカー探査が有効であることを示す(Kawahara+12)。またこのような直接撮像装置に必要な極限補償光学とコロナグラフの組み合わせが、他の系外惑星キャラクタリゼーション、特に、クロースイン惑星における大気分子種の検出にも有効であることも紹介したい。