日本地球惑星科学連合2014年大会

講演情報

インターナショナルセッション(口頭発表)

セッション記号 P (宇宙惑星科学) » P-EM 太陽地球系科学・宇宙電磁気学・宇宙環境

[P-EM07_30PM1] Lightning and TLEs and their effects on the lower and middle atmosphere

2014年4月30日(水) 14:15 〜 16:00 213 (2F)

コンビーナ:*佐藤 光輝(北海道大学 大学院理学研究院)、足立 透(早稲田大学高等研究所)、牛尾 知雄(大阪大学大学院工学研究科情報通信工学部門)、高橋 幸弘(北海道大学・大学院理学院・宇宙理学専攻)、座長:牛尾 知雄(大阪大学大学院工学研究科情報通信工学部門)、足立 透(早稲田大学高等研究所)

15:45 〜 16:00

[PEM07-07] 2013年富士山山頂で観測された雷雲に関連する高エネルギー放射線

*齋藤 将監1庄司 智美1鴨川 仁1鳥居 建男2 (1.東京学芸大学物理学科、2.日本原子力研究開発機構)

キーワード:雷雲, ガンマ線, 富士山

雷活動を起因とする放射線は「Relativistic Runaway Electron Avalanche (RREA)仮説」が発生機構であると考えられている。RREA仮説では、高エネルギー宇宙線が大気に衝突することにより、2次生成物を生じる。その2次生成物が高電場中で制動放射や対消滅をすることで、雪崩的にガンマ線が発生するという一連の過程である。本研究では、富士山で計測したガンマ線と大気電場の結果を用いながらRREA仮説の検証を行う。