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[PEM08-P03] 新リアルタイム太陽風データ受信アンテナシステムについて
キーワード:太陽風, 宇宙天気, L1, ACE, DSCOVR
太陽風の直接観測データは、太陽風擾乱による地球磁気圏や電離圏への影響を評価したり、擾乱の原因となった太陽面現象を調べたりする際に宇宙天気にとって重要なデータである。情報通信研究機構では、1997年からL1点で太陽風の直接観測を行っているACE(Advanced Composition Explorer)のリアルタイム太陽風データの受信を行い、データの24時間取得に貢献している。ACEの後継としてDSCOVR(Deep Space Climate Observer)が2014年の後半に打ち上げられることになった。そこで、情報通信研究機構では、受信アンテナシステムの更新を行い、DSCOVRからのリアル太陽風受信も行えるようにした。本講演では、2013年度に整備した新しい受信アンテナシステムの詳細とリアルタイム太陽風データの利用について報告を行う。