日本地球惑星科学連合2014年大会

講演情報

口頭発表

セッション記号 S (固体地球科学) » S-TT 計測技術・研究手法

[S-TT59_29AM2] 合成開口レーダー

2014年4月29日(火) 11:00 〜 12:40 414 (4F)

コンビーナ:*山之口 勤(一般財団法人 リモート・センシング技術センター)、小林 知勝(国土交通省国土地理院)、宮城 洋介(防災科学技術研究所)、座長:宮城 洋介(防災科学技術研究所)、森下 遊(国土交通省国土地理院)

11:00 〜 11:20

[STT59-08] 干渉/偏波 合成開口レーダの信号処理における最近の進展

*廣瀬 明1 (1.東京大学)

キーワード:合成開口レーダ, 干渉計則, 偏波計測, 複素ニューラルネットワーク, 位相アンラッピング, 位相特異性拡散法

本招待講演は、合成開口レーダ、特に位相や偏波を扱う合成開口レーダの分野での著者らのグループによるいくつかの新方式に焦点をおきながら、近年の信号処理技術の進展を概観する。これら技術分野は現在、災害把握・減災、水循環、地球温暖化などの重要社会課題の解決が期待され、一層注目を集めている。観測の機能や精度を上げるにあたり、複素ニューラルネットワークなどのレーダ物理に根ざした適応処理の枠組みが有効である。また位相アンラッピングの新手法なども紹介・議論する。