日本地球惑星科学連合2014年大会

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[U-03_1PM1] 日本地球惑星科学連合ジャーナルPEPSと学術出版の将来

2014年5月1日(木) 14:15 〜 16:00 メインホール (1F)

コンビーナ:*川幡 穂高(東京大学 大気海洋研究所)、津田 敏隆(京都大学生存圏研究所)、小田 啓邦(産業技術総合研究所地質情報研究部門)、座長:川幡 穂高(東京大学 大気海洋研究所)、小田 啓邦(産業技術総合研究所地質情報研究部門)

14:15 〜 14:20

[U03-01] PEPSの発展への期待

*津田 敏隆1 (1.京都大学生存圏研究所)

キーワード:オープンアクセス, 電子ジャーナル, PEPS

JpGUがジャーナルを発行することは、連合大会開催と並んで、公益法人としての責務であると考えています。そのため、JpGU参加学協会との共存共栄の理念を基本に、この3年間余りにわたり多くの関係者と議論を続けて参りました。その結果、独自のオープンアクセス電子ジャーナルとして“Progress in Earth and Planetary Science”を発行することになりました。また、JSPSの研究成果公開促進費「国際情報発信強化」の予算が、2013年度から5ヶ年にわたり措置されることになり、経営基盤も充実してきました。 本事業を推進するため、JpGUは「ジャーナル企画経営委員会」と「ジャーナル編集委員会」を設置しました。前者は,JpGUのジャーナル出版事業の全体(方針、企画、財政など)に関する長期的な戦略を検討します。出版事業の将来展開について、参加49学協会との議論を踏まえて、地球惑星科学の学界全体の情報発信力の強化に向けた方策を検討します。なお、ジャーナル出版に見識のある方を委員として招請し、分野外からの意見にも耳を傾けるように努力します。一方、「ジャーナル編集委員会」は、ジャーナル発行に関する実質的な業務である原稿収集・受付、査読・審査・受理、出版を行います。これには、国内外から多くの編集者が参加しています。 JpGU参加49学協会総てのご協力を基に、全会員の財産として新ジャーナル「Progress in Earth and Planetary Science」を育てていきたいと考えています。是非とも、会員諸氏がベストと思われる研究成果をご投稿下さることをお願いします。また、将来の発展に向けて皆様のご理解とご支援をお願い申しあげます。