10:30 〜 10:45
[U06-P22_PG] ほうおう座流星群の出現予報
ポスター講演3分口頭発表枠
キーワード:流星
1956年に大出現したほうおう座流星群は、ブランパン彗星(289P/Blanpain)を母天体とする流星群で、2014年に出現する可能性がある。ブランパン彗星は、1819年に彗星として発見されて以来、長く見失われており、1819年にバーストを起こした可能性が考えられる。このため、1956年の大出現は、1819年のダストトレールの接近によるものである可能性が考えられ、今年の出現の可能性についても、この観点から検討が進められている。また、ブランパン彗星の平均公転周期は5.27年で、木星と9:4の共鳴関係にあり、95年周期がある。従って次回は、2051年に大出現することが予想されている。