日本地球惑星科学連合2015年大会

セッション情報

ポスター発表

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[G-02] 総合的防災教育

2015年5月24日(日) 18:15 〜 19:30 コンベンションホール (2F)

コンビーナ:*中井 仁(小淵沢総合研究施設)、宮嶋 敏(埼玉県立深谷第一高等学校)、根本 泰雄(桜美林大学自然科学系)

巨大地震や、頻発する集中豪雨、異常に勢力の強い台風、予期せぬ火山噴火など、自然災害が猛威を振るっている。さらには、無謀な都市開発や、都市の巨大化が新たな形の災害をもたらしている。古より災害と共に生きてきた日本には、いかにして災害を防ぎ、あるいは災害による被害を軽減するかについての知識が蓄積されてきたはずだが、その多くは、急激な社会の変化の陰に埋もれてしまったようである。それらの伝承知を掘り起し、最新の自然科学的、社会科学的、人文科学的知見を加えて、新しい防災教育を創造することは、現在、教育界に課せられた緊急の課題である。学校、自治体等で行われている防災教育の実例や、大学・研究施設で開発中の防災教育の手法などについての報告および研究発表を広く公募する。以下のような取り組みについての発表を想定しているが、防災に関わる内容であれば、特にテーマは限定しない。
① 自然災害の科学
(例)自然災害のメカニズムについての授業計画/災害の科学と常識/災害史
② 学校における災害対応
(例)防災についてのカリキュラム開発/既存の教科と防災教育との関係/災害体験の伝承/災害時における教師の役割/学校再開までの取り組み/被災児童・生徒の心のケア/要支援児童・生徒への対応
③ 地域防災
(例)避難訓練のための手法や動機付け/被災地における緊急課題への対応/地域の復興への取り組み/災害弱者への対応/災害についての啓蒙活動/警報と避難勧告/ボランティア活動

18:15 〜 19:30

*山中 佳子1松多 信尚2小川 真護3近藤 ひろ子4遠藤 悠5中井 春香6 (1.名古屋大学大学院環境学研究科、2.岡山大学教育学部、3.幸田町防災安全課;幸田町消防本部、4.名古屋大学減災連携研究センター(元常滑市小学校)、5.愛知教育大学、6.名古屋大学減災連携研究センター)

18:15 〜 19:30

*丹羽 淑博1佐藤 俊一2鈴木 悠太1鈴木 雅之3安永 和央4 (1.東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センター、2.東京都立日比谷高等学校 / 東京大学大学院教育学研究科学校教育高度科専攻、3.国立情報学研究所情報社会相関研究系、4.日本学術振興会 / 東京大学大学院教育学研究科)