日本地球惑星科学連合2015年大会

セッション情報

口頭発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-IS ジョイント

[M-IS46] 海底マンガン鉱床の生成・環境・起源

2015年5月27日(水) 09:30 〜 10:45 A05 (アパホテル&リゾート 東京ベイ幕張)

コンビーナ:*臼井 朗(高知大学自然科学系理学部門)、高橋 嘉夫(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)、伊藤 孝(茨城大学教育学部)、鈴木 勝彦(独立行政法人海洋研究開発機構・海底資源研究開発センター)、座長:臼井 朗(高知大学自然科学系理学部門)、伊藤 孝(茨城大学教育学部)、鈴木 勝彦(独立行政法人海洋研究開発機構・海底資源研究開発センター)

海底マンガン鉱床はマンガン団塊,マンガンクラストなどと呼ばれる酸化物の集合体である。銅,ニッケル,レアアース,白金,テルルなどの潜在資源として注目され,将来の低品位大規模鉱床とみなされている。但し,その地域的な組成変化,時間的な組成変動などを規制する要因は明確にはなっていない。ここでは,地質学,鉱物学,古海洋学,同位体地球化学,微生物学,海底物理工学などの専門家を交えて,海底マンガン酸化物の成長プロセス,金属濃集プロセス,成長史,形成時期の解明などに基づいて,マンガンクラスト,団塊の多様性の要因を総合的に把握する