日本地球惑星科学連合2015年大会

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ポスター発表

セッション記号 S (固体地球科学) » S-SS 地震学

[S-SS24] リアルタイム地震情報システムの発展と利活用

2015年5月27日(水) 18:15 〜 19:30 コンベンションホール (2F)

コンビーナ:*山田 真澄(京都大学防災研究所)、中村 雅基(気象庁)、干場 充之(気象研究所)、鶴岡 弘(東京大学地震研究所)、青井 真(独立行政法人防災科学技術研究所)、山本 俊六(鉄道総合技術研究所)

18:15 〜 19:30

[SSS24-P01] 携帯端末での地震情報表示プログラムの作成

*古舘 友通1 (1.気象庁気象研究所地震津波研究部第三研究室)

キーワード:携帯端末, 地震情報, HTML5, WebGL

緊急地震速報などのリアルタイム性の高い地震情報はユーザーが携帯端末で受信、表示することが多くなってきているが携帯端末はAndroid, iOSなど異なるOS, C++, Java, Objective-Cなど異なるプログラミング言語が使われており, プログラムは各種端末で互換性が無いことが多かった。しかしHTML5などの標準規格に対応したWebブラウザでは同一のプログラムが多くの携帯端末で動作するようになってきている。
 今回の調査ではAndroid, iOS, WindowsなどのOSで動く携帯端末についてプログラムの互換性、処理性能を調査し, 地震情報表示アプリケーションを作成した。まずHTML5に準拠したWebブラウザで動く性能評価用のプログラムを作成し各種携帯端末での動作状況、性能を調査した。使用した携帯端末はスマートフォン、タブレット、ノートパソコンなどである。評価は数値計算、2次元表示、3次元表示について行った。その結果HTML5に対応したプログラムはWindows, Android, iOSで動作することが確認できた。3次元表示用の規格であるWebGLを使用したプログラムでもWindows, Android, iOSでの動作が確認できた。処理性能はパソコンに比べて携帯端末の上位機種では 1/2から 1/3程度であった。次に地震情報表示用アプリケーションを作成し、動作状況を調査した。作成したプログラムは地図上への情報表示、リアルタイム地震波形表示、センブランス処理表示である。それらのプログラムも各種端末で動作を確認できた。
 以上の調査をふまえ、HTML5などの標準規格に準拠したプログラムは各種端末で概ね動作することがわかった。処理性能はパソコンに追いつきつつある。今後、さらに調査を行いプログラムの改良を行っていく予定である。

謝 辞
 本研究の一部はJSPS科研費25282114「実時間地震動予測:実況値を反映させる手法の構築」の助成を受けたものです。