18:15 〜 19:30
[PEM07-P09] 自動検出モジュールを用いた太陽コロナホールの生成・消滅過程の研究
キーワード:コロナホール, 自動検出, メルカトルマップ
SDO(Solar Dynamics Observatory)衛星に搭載された4つの望遠鏡群(Atmospheric Imaging Assembly : AIA)の観測データおよび2機のSTEREO(Solar TErrestrial RElations Observatory)衛星に搭載された太陽圏探査装置(Sun Earth Connection Coronal and Heliospheric Investigation : SECCHI)の観測データから太陽コロナホールの時間変化を追う自動検出モジュールを作成した。また、そのモジュールを用いて太陽コロナホールの生成・消滅過程の解析を行った。今回用いた自動検出モジュールは以下の手順で太陽コロナホールを自動検出する。
(1)3つの衛星の太陽観測データをつなぎあわせ、太陽全面のメルカトルマップを作成
(2)明度による閾値に基づいてコロナホールの候補となる領域を検出
(3)大きさによる閾値に基づいて微小領域を排除し、追跡対象となる領域を決定
(4)作成したメルカトルマップに決定した領域を指定し追跡
本研究では太陽360度全面を常に観測することで、連続的に太陽コロナホールを追跡することが可能である。そこから、半年にわたって同一の太陽コロナホールがどのように生成し、どのように消滅するかを考察し、報告する。
(1)3つの衛星の太陽観測データをつなぎあわせ、太陽全面のメルカトルマップを作成
(2)明度による閾値に基づいてコロナホールの候補となる領域を検出
(3)大きさによる閾値に基づいて微小領域を排除し、追跡対象となる領域を決定
(4)作成したメルカトルマップに決定した領域を指定し追跡
本研究では太陽360度全面を常に観測することで、連続的に太陽コロナホールを追跡することが可能である。そこから、半年にわたって同一の太陽コロナホールがどのように生成し、どのように消滅するかを考察し、報告する。