12:00 〜 12:15
[ACG33-11] 淀川河口への海水遡上に関する流動モデル解析
キーワード:淀川, 海水遡上, 赤潮, 貝毒, 流動モデル
淀川の感潮域では近年、有毒海洋性植物プランクトンAlexandrium tamarenseによる赤潮が発生し、これによる貝毒が問題となっている。海水が遡上すると、海洋性植物プランクトンが増殖可能となる。そこで、現場観測を行って海水遡上状況を把握し、これを流動モデルで再現することにより海水遡上条件を検討した。
淀川感潮域の流動は、河川出水流、河口循環流、潮流、吹送循環流の合力である。海水遡上に対してはこれらが概ね同じ割合で寄与していた。
淀川感潮域の流動は、河川出水流、河口循環流、潮流、吹送循環流の合力である。海水遡上に対してはこれらが概ね同じ割合で寄与していた。