12:15 〜 12:30
[SCG61-06] 長野県北部地震に伴う神城断層近傍のコサイスミックな流体移動
キーワード:長野県北部地震, 神城断層, 流体, 温泉, 破砕帯, 水利特性
平成26年11月28日、長野県北部北安曇軍白馬村の神城断層が活動し、同断層を震源断層とした M6.7 の地震 (長野県北部地震)が発生した。本地震により神城断層およびその北方延長の活動域において、約 9 km に渡る地表活断層が露出した。
本地震に前後して、コサイスミックな流体(温泉)の湧出および水位低下が観測されている。我々のグループでは、地震の約1週間後から、平成27年2月現在まで、流体挙動の観測および化学組成の測定を行ってきた。
本公演では、長野県北部地震に伴って観察された流体移動の原因を考察し、神城断層の水利特性について考察する。
本地震に前後して、コサイスミックな流体(温泉)の湧出および水位低下が観測されている。我々のグループでは、地震の約1週間後から、平成27年2月現在まで、流体挙動の観測および化学組成の測定を行ってきた。
本公演では、長野県北部地震に伴って観察された流体移動の原因を考察し、神城断層の水利特性について考察する。