日本地球惑星科学連合2015年大会

講演情報

インターナショナルセッション(口頭発表)

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-IS ジョイント

[M-IS01] Geoconservation and sustainable development

2015年5月25日(月) 11:00 〜 12:45 101B (1F)

コンビーナ:*目代 邦康(自然保護助成基金)、Abhik Chakraborty(伊豆半島ジオパーク)、座長:Abhik Chakraborty(伊豆半島ジオパーク)、目代 邦康(自然保護助成基金)

11:47 〜 11:50

[MIS01-P05] 山陰海岸ジオパークにおける保全のための教育

ポスター講演3分口頭発表枠

*新名 阿津子1 (1.鳥取環境大学)

キーワード:山陰海岸ジオパーク, ジオ教育, 保全

山陰海岸ジオパークには,1つの国立公園と2つの国定公園が位置するほか,ラムサール条約登録湿地,文化財保護法で保護される文化財や種の保存法で保護される動植物が存在する.鳥取砂丘では「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例」を制定し,保全活動を行っている.山陰海岸ジオパークでは,行政と保護保全部会,学術部会がモニタリング調査を行うほか,地域団体による清掃活動,環境省による監視活動,さら鳥取砂丘では鳥取砂丘再生会議によるモニタリングや除草活動が行われている.保全活動を進めるにあたっては教育も重要となる. 長きにわたって、ジオ教育は重要視されてこなかった。しかしながら,世界ジオパークの一員となったことで,各地でジオ教育が行われるようになり,学生や観光客の保全に対する意識向上が図られるようになった.そこで,山陰海岸ジオパークにおける保全のためのジオ教育事例について報告する.