日本地球惑星科学連合2015年大会

講演情報

口頭発表

セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ

[G-04] 小・中・高等学校の地球惑星科学教育

2015年5月24日(日) 09:30 〜 10:45 102B (1F)

コンビーナ:*畠山 正恒(聖光学院中学高等学校)、座長:畠山 正恒(聖光学院中学高等学校)

09:45 〜 10:00

[G04-02] 自作データロガーの2013-2014年富士山頂越冬通年試験の結果について

*新田 英智1鴨川 仁1織原 義明1東郷 翔帆1須藤 雄志1鈴木 裕子1藤原 博伸2稲崎 弘次3 (1.東京学芸大学教育学部物理学科、2.私立女子聖学園高等学校、3.東山技研)

キーワード:ロガー, 越冬観測, 富士山

学校教育での利用を念頭に置いて開発した自作ロガーの長期安定性を過酷な環境下で検証するために、2013年8月から2014年6月にかけて富士山測候所において越冬観測を行った。そこで得られた気象観測等のデータからこのデータロガー長期安定性が確認された。安価で扱いやすいことに加え、過酷な環境下でも長期的な記録の信頼性が得られたこのデータロガーを用い、中等教育や高等教育、スーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)などの学校現場で活用することで、自然環境の時間変化についてより充実した教育が可能となる。