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[G03-07] ダジタル地球儀ダジック・アースを用いた地球惑星科学のアウトリーチ活動の展開
キーワード:デジタル地球儀, 3D, アウトリーチ, 授業, 展示, 一般公開
地球惑星科学データをデジタル地球儀として立体的に表示するダジック・アースを用いたアウトリーチ活動について紹介をする。地球・惑星において生じている現象を惑星全体規模で見る場合、平面の表示では形状の歪みを避けることはできないが、球形のスクリーンを用いて立体的に表示することで正しい形での表示ができ、また直感的な理解の助けにもなる。このような立体的な地球惑星科学データの表示は日本科学未来館のジオ・コスモス(2001年)、米国NOAAのScience On a Sphere(2002年)などで行われているが、いずれも大規模な設備であり、手軽に授業やアウトリーチに用いることはできない。ダジック・アースは持ち運び可能な立体デジタル地球儀システムであり、2007年から京都大学理学研究科地球科学輻合部を中心として開発が進められている。ソフトウェアは教育・科学目的に無料で配布されており、一般的なパソコンとPCプロジェクターを用いることにより安価な実施が可能である。室内・屋外を問わず
様々な環境での利用が可能である。大きさの選択も可能で、これまでに直径8cmから16mまでのものが実施されている。発表では、ダジック・アースを用いた地球惑星科学アウトリーチ活動について紹介する。
様々な環境での利用が可能である。大きさの選択も可能で、これまでに直径8cmから16mまでのものが実施されている。発表では、ダジック・アースを用いた地球惑星科学アウトリーチ活動について紹介する。