17:24 〜 17:27
[SVC45-P14] 2013-2015年の西之島の火山活動
ポスター講演3分口頭発表枠
2013年11月20日に活動を開始した小笠原諸島西之島火山の火山活動は、2014年4月までの活動は、昨年の地球惑星連合2014年大会で既に報告したが、1年以上経過した2015年1月21日現在でも継続している。
海上保安庁では、活動開始が確認されてから現在まで東京工業大学と協力して観測を実施してきた。2015年大会では2014年大会報告後の活動を紹介する。
2014年5月から7月までは、新たな陸地の東側に数カ所に形成された溶岩流出口から溶岩を流出し東方向へ拡大していた。2014年8月26日には、火口内に溶岩マウンドを形成した。2014年9月17日には、大量の溶岩を西之島の北方向へ流出させて、1973~1974年の火山活動で形成された西之島新島を埋没させ、西之島北側の水深が浅い海域を埋め立てた。その後、2014年12月25日には、1973~1974年の火山活動以前から存在した西之島は、溶岩流の成長により一部を残し埋没し、小規模な溶岩原を形成している。
新たな陸地の中央付近にある火砕丘では、2014年4月~7月の間は、2~3カ所の火口からストロンボリ式噴火を繰り返していたが、8月の溶岩マウンド形成後、概ね火口は1カ所となり、安定して火砕丘の成長を継続している。
海上保安庁では、活動開始が確認されてから現在まで東京工業大学と協力して観測を実施してきた。2015年大会では2014年大会報告後の活動を紹介する。
2014年5月から7月までは、新たな陸地の東側に数カ所に形成された溶岩流出口から溶岩を流出し東方向へ拡大していた。2014年8月26日には、火口内に溶岩マウンドを形成した。2014年9月17日には、大量の溶岩を西之島の北方向へ流出させて、1973~1974年の火山活動で形成された西之島新島を埋没させ、西之島北側の水深が浅い海域を埋め立てた。その後、2014年12月25日には、1973~1974年の火山活動以前から存在した西之島は、溶岩流の成長により一部を残し埋没し、小規模な溶岩原を形成している。
新たな陸地の中央付近にある火砕丘では、2014年4月~7月の間は、2~3カ所の火口からストロンボリ式噴火を繰り返していたが、8月の溶岩マウンド形成後、概ね火口は1カ所となり、安定して火砕丘の成長を継続している。